2017年大学入試センター数学IA第2問(2)(統計)(数学Ⅰ第4問)問題・解答・解説&中1・数Ⅰの統計分野の基礎まとめノート
【はじめに】私は、様々な理由で受験や進学で不利になっている子どもたち(原発被災避難世帯、児童養護施設、母子生活支援施設、ひとり親家庭など)の学習サポートを続けてまいりました。しかし直接伺える場所・教えられる子どもの数は限られますので、どなたでもご覧いただけるように、公式サイトにその内容をUPすることにいたしました。どうぞご活用ください。
【注意事項】
①前半に問題、後半に解答解説があります。問題にじっくりとりくみ考えたい人は、「以下解答解説です」の画像のところで画面を止める(印刷した場合はそれより下を見ない)ようにしてください。
②入試問題は実際は、白黒です。ただせっかくの画像上ですので、カラーを使い作成しました。
(2)を定義から正確に求めようとすると以下の流れとなる。しかし、得意ではない人にとってはセンター試験の限られた時間内に以下の流れを計算するのは容易ではないかもしれない。したがって、正確な計算の流れを確認した後に、直観的に短時間に選択肢を選べる方法を最後に書く。実際の試験においてはこの直観的な把握も活用しながら、時間があれば正確な計算も行うことにするとよいかもしれない。
ここまでは数IAの解説です(計15点分)。数Ⅰもここまでは共通のうえで
以下の問題が追加されています。(両方正解で5点、計20点)
★【中学(中1「資料の整理」)】分野のまとめ
★高校数Ⅰ(データの分析)分野のまとめ。
中学1年で学ぶ「資料の整理」の発展編であり、この学問分野を統計学という。
具体例として、数学の小テスト(10点満点)の平均点がいずれも5点が分布が異なる30人の7クラス(1組~7組)を例に考えていこう。
分散・標準偏差に関しては、最初に考えるのは30人クラスでは大きすぎて考えにくいので、まずは、平均点がいずれも5点となる5人組の5班(1班~5班)を例に考えていこう。