2012年前期、千葉県公立高校入試「数学」第2問(4)(平方根、配点5)問題・解答・解説
【解答】n=7(配点5点)(正答率42.8%(無答率19.0%))
【解説】nが自然数なので、n≧1。よって50ー2n≦48。
が自然数になるのは、50ー2nが、自然数の二乗である場合である。
48以下で、自然数の二乗になる数は、12=1、22=4、32=9、42=16、52=25、62=36、の6つのみである。
さらにが自然数になるのは、が3の倍数であることが必要であり、根号(ルート)の中の(50ー2n)は32=9か62=36である。
50ー2n=9の場合、2n=41、n=41/2で、nは自然数ではないので、当てはまらない。
50ー2n=36の場合、は6、そしては2となり、条件に当てはまる。
50ー2n=36。2n=14。n=7
【関連学習】
高校入試数学では1~15までの2乗の数はよく聞かれる。
「九九」の計算で1~9までの2乗、また10の2乗が100となることはわかると思うが、11~15の二乗も知っておくと計算が速くなる。
12=1、22=4、32=9、42=16、52=25、62=36、72=1、82=64、92=81、102=100
112=121、122=144、132=169、142=196、152=225
(132=169と142=196は下二桁が逆であるとイメージするとよい)