2019年前期、千葉県公立高校入試「数学」第2問(3)(方程式・文章題)問題・解答・解説
第2問(3)解答 14個
(5点配点)(正答率61.2%(無答率8.7%))
★解法1(一次方程式だけで解く解き方)
セリーをx個とすると、プリンは(24-x)個である。
合計金額より 100+80x+120(24-x)=2420
80x+120(24-x)=2320
両辺を10で割ると 8x+12(24-x)=232
さらに両辺を4で割ると 2x+3(24-x)=58
2x+72-3x=58
-x=58-72=-14
x=14 ゼリーは14個
(プリンは10個)
★解法2(連立方程式での解き方)
ゼリーx個、プリンy個とする。
個数合計より x+y=24・・・(1)
合計金額より 100+80x+120y=2420・・・(2)
この連立方程式を解く。
(2)を変形し、簡略化する。
80x+120y=2420-100=2320
両辺を10で割ると 8x+12y=232
さらに両辺を4で割ると 2x+3y=58・・・(2)´
(1)を変形すると y=24-x・・・(1)´
(1)´を(2)´に代入すると、
2x+3(24-x)=58
2x+72-3x=58
-x=58-72=-14
x=14 よってy=10
ゼリーは14個である。
(プリンは10個)
解法1と解法2は最後はxに関する式の扱いは全く同じなので、同じ計算になることがわかる。すると解法1(連立方程式を使わず、一次方程式だけで解く)ほうが、式が最初から1つになるので容易である。つまりゼリーx個とした場合、プリンが(24-x)個と示されることに気づけば、連立方程式を作る手間を省くことができる。
高校の合格祝いで、サークルやクラスの友達とゼリーとプリンで、パーティーをすることを楽しみにしながら、勉強しましょう。