2022年大学入試共通テスト「数学ⅡB」第2問「微分・積分」問題、解答、解説(配点30点)

2022年7月 予備校講師・船橋市議 朝倉幹晴

2022年大学入試共通テスト「数学ⅡB」第2問「微分・積分」の解答、解説(配点30点)を作成しました。学習や入試対策にご活用ください。

2022年共通テスト数学Ⅱb第2問(配点30点)

【1】aを実数とし、f(X)=x3ー6ax+16とおく。
(1)y=f(x)のグラフの概形は
a=0のとき、(2点)
a<0のとき、(2点)
である。

については、最も適当なものを、次ののうちから一つずつ選べ。ただし、同じものを繰り返し選んでもよい。

(2)a>0とし、pを実数とする。座標平面上の曲線y=f(x)と直線y=pが3個の共有点をもつようなpの値の範囲は<p<である。(ウ2点、エ2点)
p=のとき、曲線y=f(x)と直線y=f(x)と直線y=pは2個の共有点をもつ。それらのx座標をq、r(q<r)とする。曲線y=f(x)と直線y=pが点(r,p)で接することに注意すると

と表せる。

(3)方程式f(x)=0の異なる実数解の個数をnとする。次ののうち、正しいものはである。ケコ、3点×2=6点

[2]b>0とし、g(x)=x3-3bx+3b2、h(x)=x3-x2+b2とおく。座標平面上の曲線y=g(x)をC1、曲線y=h(x)をC2とする。

C1とC2は2点で交わる。これらの交点のx座標をそれぞれα、β(α<β)とすると、α=、β=シスである。サシス全部正解であわせて2点
 α≦x≦βの範囲でC1とC2で囲まれた図形の面積をSとする。また、t>βとし、β≦x≦tの範囲でC1とC2および直線x=tで囲まれた図形の面積をTとする。


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